炭水化物は食べ過ぎないように
前回の記事で、健康を維持するためにはタンパク質の摂取量を増やすことが大切だと書きましたが、それと同時に炭水化物の摂りすぎに注意することも必要です。
炭水化物とはご飯、パン、麺類、イモ類などの主食やスイーツなどの甘いものがあります。
炭水化物は適量なら問題はないのですが、実は代謝するときに必要な酵素(タンパク質)・大量のビタミン・ミネラルが使われるので、必要以上に摂取することは避けるべきです。
いくらタンパク質量が足りていても、ビタミン・ミネラルが不足していては身体はうまく機能しません。
糖質を減らしてたんぱく質・脂質をしっかり摂るようになると疲れにくくなるのを感じられると思います。
私自身も、食生活を改善してから体力がついたことを実感しています。
少しずつ減らしていく
今まで炭水化物中心の食生活を送ってきた方は、いきなり大幅に減らしてしまうと体調を崩す場合があるので注意が必要です。
まずはご飯一杯を八分目にするとか、食パン6枚切りを8枚切りにするとなど徐々に減らしていくことが長続きするポイントです。 炭水化物を減らした分、タンパク質を増やすイメージで、少しずつ理想のバランスになるよう頑張ってみましょう。
最終的には、タンパク質の理想の摂取量(体重×1.5g~2.0g)を確保して、足りない分だけ炭水化物を摂る形になるといいと思います。 慣れてくるとご飯やパンを食べなくても、おかずのイモ類やカボチャなどだけでも十分満足できるようになってきます。
慣れてくると好循環に!
炭水化物を控えめにすることに慣れてくると、多めに摂ってしまった日は明らかにだるくなったり眠くなったり、悪い変化を感じやすくなります。
私の場合は次の日あたりに体が重くなり、いつもより頭の回転も遅くなる気がします。頭がボーっとして働かないのです。
そのようなことが続くと、自然とタンパク質多め、炭水化物が控えめの献立になっていきます。 血糖値が安定するので「甘いものが食べたい!」という欲求も減ってます。 そしてますます体調が良くなっていく、という好循環になっていきます。
そうなれば、無理なく続けることができるでしょう。 少しずつ自分のペースで進めてみてくださいね!